知っているとできるは違う
あなたの上司はどんなタイプですか?
あなたは上司を信頼し、「この人に付いていこう」と思っていますか?
ほとんどの人は自分の上司を否定的に見ているのではないでしょうか。
でも素晴らしい上司の真似をすることは大変むつかしいものです。
反対に、上司の良くないところを反面教師として
自分はそうならないようにしようと学ぶことはそれほど困難ではありません。
次のような時あなたならどう考えますか?
お客様が注文された商品がお客様のもとへ届いていませんでした。
お客様のクレームをあなたの部下が対応しています。
お客様はカンカンになって怒っています。
あなたが上司だったらどのような対応をしますか?
こんな時、上司失格と思われる人は、お客様の困りごとの解決よりも
先に犯人捜しを始めます。
犯人を見つけて吊し上げます。
でも本当に大事なのは、原因を追究しトラブル解消に努めることです。
決して犯人を見つけることではありません。本来の目的を見失っているのです。
数字目標だけを部下に要求する上司も同じだと言えます。
お客様に商品やサービスを提供し喜んでいただきその対価としてお金を頂戴します。
しかし会社から数字目標をいわれるとそれが目的となり、
お客様のことを考えずに、目先の結果をあげることを部下に要求します。
部下からしてみれば、数字をあげるためだけに働いている気持ちになり、
お客様の方を向いた仕事を忘れてしまいます。
ここではふたつだけしか事例を上げませんでしたが、
このようなタイプの上司は、自分が絶対的に正しいと思い込んでいる人に多いようです。
自分は正しくて、周りが間違っていると思い込んでいます。
部下からの報告も自分の目で見るまで信じません。
部下が提案してきても、自分の考えに合わなければ却下。
自分が決めることが絶対。
でも自分の上司から言われると、手のひらを返したかのようにOKを出してしまう。
そんな姿を見て、部下は失望しているに違いありません。
人間誰しも、「自分は大丈夫。しっかりできている」と思いがちなものです。
常に「自分は大丈夫だろうか?」と振り返りながら、
マネジメントの仕方を「知っている」で終わらせるのではなく、
「できる」ようになってください。
「知っている」と、「できる」では10倍違うといわれます。
「知っていること」と「できること」はまったく別物です。